ラジオ韓国日本語放送 RKI REPORT留学生コーナー

1998年 1月13日放送 ポケットベル・ピッピ

アンニョンハシムニカ?留学生コーナーの深野正一です。

世の中は情報化社会を迎え、世界各国インターネットやコンピュータなど、最先端技術を利用したインフォメーションテクノロジーが主力産業になりつつあります。

ここ韓国も、他国には負けないほど、ここ数年インターネットをはじめ情報化されつつあります。

もちろん韓国の大学生も情報化時代に敏感に反応しています。

中でも、こちらに来てびっくりしたのがピッピと呼ばれるポケットベル。

おそらく世界一と思われるぐらい大学生ならこのピッピを必ず持っている、といっても過言ではありません。

きょうはこのピッピについてお話ししたいと思います。

<SE ピッピの呼出音>

今お聴き頂いたのはピッピの呼出音ですが数種類あるうちから選択でき、またピッピが振動してメッセージが来たことを知らせるバイブレーター機能もあります。
ではまず簡単にピッピの説明をしましょう。基本的には日本と同じですが、日本のポケベルと違って、一番便利だなあと思うのが「音声私書箱」という留守番メッセージのような機能です。
相手を呼び出す時、数字のみを相手に送るだけでなく、ピッピの会社のホストコンピュータにメッセージを留守番電話のように残すことができます。
このメッセージを受信した相手は自分のピッピ番号に電話をかけて暗証番号を入力すると録音されたメッセージを聞くことが出来ます。

使用料は若干付加機能をつけるかどうかなどで違いますが、私が加入しているソウル移動通信の場合、全国で使用できる広域サービス機能と音声私書箱の機能付きで月々13,400ウォン、日本円で1000円です。
最近では携帯電話や日本のPHSよりすこし性能の良いPCSが人気を博しているため値下げ競争が激しくピッピの本体価格が1年前には6万ウォンしていたものが5千ウォン〜1万ウォンまでに下がっています。

さてこのピッピ、やはり日本と同じように数字の語呂合せで友達同志や恋人同志だけにしかわからない暗号メッセージとして使うこともあります。
例えば。。。。
彼女にメッセージを送るときは「1004」。これは韓国語で千・四と読むと「天使」を表す「チョンサ」と同じ発音になるため、「あなたの天使からのメッセージです」という意味になります。
他に良く使うのが「8282」。
韓国語で読むと「パリパリ」と読みまして、「早くして!」という意味の「パリパリ!」と似た発音になるため待ち合わせ場所などに現れない人に催促をする時に使います。

それと面白い話しといえば、先ほど音声私書箱のメッセージを取り出す時に暗証番号が必要といいましたが、恋人同志になるとお互いのピッピの暗証番号を教えあうのだそうです。
つまり、他の女性あるいは男性とつきあったりしてもピッピの暗証番号を知っているから、みんなお見通しさ、ということで浮気をさせないための秘策なのだそうです。

事実、ある留学生がこのことを知らずいろんな女性と付き合っていたら彼女に他の女性からのメッセージを聴かれて大喧嘩の末別れた、という事例もありました。

最後におそらくこちらに観光にこられて韓国のお友達のピッピにメッセージを入れることもあるかと思いますのでここでメッセージの入れ方だけをご説明しましょう。

<インサート メッセージの入れ方実演MD録音>
・先ず最初に相手のピッピの番号に電話をします。
→「アンニョンハシムニカ?・・・・・・」
→「ホチュルン、イルボン。・・・」
・この韓国語のメッセージの後に2番を押してください。
→「ピーソリガ ナオミョン・・・・」
・このピーという発信音の後にメッセージを入れてください。
・録音できる時間は10秒程度です。10秒を過ぎますとピーピーピーを警告音が聞えますので録音を続けたいときは米印を連続して2回、ここで録音を終了したときは米印を1回押してください。
→「ノグムヘッスムニダ・・・」
・この韓国語のメッセージは連絡して欲しい番号など相手のディスプレーに表示させたい数字を入力してくださいというメッセージです。最後に米印をお忘れなく。
→韓国語メッセージ
・これで全て完了です。。。

いかがでしたでしょうか?
そろそろ時間となったようです。
それではまた来週、アンニョンヒ・ケシプシオ!


Copyright 1997-2000 Shoichi Fukano. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.