ラジオ韓国日本語放送 RKI REPORT留学生コーナー

19980210放送 韓国で病気になったら

0'22"
  アンニョンハシムニカ?
留学生コーナーの深野正一です。
今お聞きの方、なんか普段と違う点に気付きませんか? 
声がちょっといつもと
違うことにお気づきでしょうか?
 実はあさってから始まる中間試験の勉強で夜遅くまで勉強していたら
先週木曜の夜に寒気を感じて、金曜日には風邪が悪化し、学校から帰ってきて
すぐに倒れてしまいました。
運よく、友達が電話をしてくれたので薬を持ってきてくれるように頼み
事なきを得ましたが独り暮らしの留学生活で病気にかかって
しまうほどこれほど苦しいことはありません。
きょうは韓国で病気にかかった時の事についてお話ししたいと思います。

 まずは風邪や軽い病気なら、薬局。
韓国にいらっしゃった方ならまず教会と薬局の多さに驚くのではないでしょうか?
以前の日本の様に一定範囲内に薬局を2軒以上立ててはいけない、
という法律がありませんので、鍾路のある一角には薬局商店街があるほどです。
 規模も日本の個人経営的な薬局よりもっと大きく薬剤師の人が数人いるといった
具合です。
 まず薬局にはいると「喉がいたい」「風邪を引いたようだ」というと
目にも止まらぬ早さですぐ薬を出します。
 日本のような箱入りの薬ではなく、病院で貰うような該当する病気治療に
必要分だけの薬を処方してくれます。
 これは余計な量の薬を貰うこともなく、お金の節約にもなりますからいいことだ
と思います。
 今まで1年で5、6回薬局のご厄介になりましたが、風邪の場合だと
平均2日から3日分処方してくれて2000Wから4000W位です。
一回食中毒ということがありましたがそのときでも18000W、日本円で
1500円程度とかなり日本と比べると安いです。
 効き目のほうは、日本よりかなり即効性が強い感じですので、一回薬局へ行って
薬を貰えばなんとかなります。

さて、もし薬局で収まらないような病気ならどうしましょうか?
 ここソウルの様な大きな都市では、外国人がかなりの数、居住していることから
、大学病院の中に外国人専用診療をやっているところがあります。
 このような所では、基本的に英語による診療、日本人の多くすむ地域では
日本語の話せる医師がおり、言葉の障害もなく、日本や他の外国と同じ水準の医療を
受けることができます。
 私がよくお世話になるのは延世大学内にあるセブランス病院・外国人クリニック。
ここには4世代前、つまりひいおじいさんの代から韓国にすんでいるアメリカ人の先生
とアメリカで最先端医療を学んできた先生が診察に応じてくれます。
韓国語はもちろん、英語も大丈夫で、残念ながら日本語はありませんが、
親切丁寧に診察してくれ、相手がわかる様にゆっくり英語や韓国語で処方する薬の効用
などを説明してくれます。

さて医療費ですが日本から比べると安いかもしれません。
とはいえ保険が効かない状況ですと風邪の場合でも7万W、日本円で6000円程度を
全額負担しなくてはならないため、こちらの物価水準からいうと
日本円の2万円ぐらいを払う実感になると思います。
 
 そのため韓国で勉強する学生の場合、海外旅行の時加入する海外傷害保険に
入っている人が多いようです。これですと、風邪などの軽い症状の病気ならば
期間中何度でも全額負担してくれますので、言葉が通じなくてわけのわからない薬を
薬局で買うより、病院でちゃんと見て貰う方が安心できるとおもいます。
 それと、韓国の健康保険にも長期滞在する外国人は加入できます。
保険料も日本円で1000円程度と手ごろですが、日本と同じように全額負担ではなく
本人3割負担となりますので、こちらに長期でいっらしゃる場合には日本で加入された
方がよいかとおもいます。

なにかここまでお話ししてきたところでまた寒気を感じはじめてきました。
きょうはこの辺で失礼してまた来週お会いすることにします。
それではアンニョンヒケシピシオ!!!

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